こどもへのお金の教育

開催講座・親子相談について

この夏休み(8/5-6)に、『お金から現代社会を学ぶワークショップ』というイベントをすることとなりました。

なぜお金の教育をこどもに?と唐突だなと感じられるかもしれません。
しかし、金融リテラシー教育を受けたか、受けていないかで将来自分で生き抜く力に
どうしても差がでている気がしてならない状況の日本の金融状況です。

先日には、ニュースで老後の資金は2000万円以上必要などという話があり、
就職したてであろう新卒の若者が
「2000万円は無理ですね・・・」
と答えている姿が放映されていました。
それをみて、とても残念に思いました。

銀行の利率が悪いから?
投資の仕方を知らないから?
就職した会社の年収が低いから?
なぜ、自分の老後に安心して暮らせるための2000万円を貯蓄できないような
暮らしをすることになってしまったのか?

多くのご相談者様は、
「成績が良いとかよりも、一人で生きていく力を身につけていってほしい。」
とおっしゃります。

そして、そのために、こどもたちにいろいろな体験をさせたいと考え、
させる努力をされているのですが、

お金の教育についてだけはどうも後回しになっているようにみえます。

我が家も様々な場所で開催されているこども向けマネーセミナーに参加してみましたが、
なんとなく物足りなさを感じ、また、こどもたち本人も

「円高って?」
「外貨両替したらなんで現金が減っちゃったの????」
「株価が上がる、下がるってどういうこと?」

という出来事があり、やはり今までの子供向けマネーセミナーでは、
地域経済をメインとしたお買い物ごっこがメインで、本当の社会情勢や、
国際金融、投資にまで話が及んでいないということを実感しました。

今回講師をしていただくFPの大村貴信さんと、上記のような疑問を子供が持ち始めたという話を
していたところ、
「こどもへの金融教育をしたいと思っていました!」
とご理解いただき、今回の運びとなりました。

今回は第1回ということで、実験的要素が大きく、こどもだちがどこまで理解し、
どこまで街を作り上げることができるか未知数ですが、
回を重ねるごとに内容を現実に近づけ、複雑化させていこうと考えています。

『お金から現代社会を学ぶワークショップ』の内容を少しづつ掘り下げ、この雪柳庵のメインコンテンツである
早いうちから様々な教育をすることが実は、将来への大きな投資であることを
お伝えできればと思います。

お金から現代社会を学ぶワークショップの詳細は こちら