推薦?一般入試?どう違うの?

小学校低学年の学習

推薦入試について知りたい。
と、リクエストいただきました。

私自身は、1度目の大学は推薦入試で入りました。

推薦入試には、
・一般推薦
・指定校推薦
・スポーツ推薦

など

実は色々種類があります。
どれを選択するかは、入学後どうしたいのか?
ということも含まれるのですが、
まずは順番に説明します。

一般推薦は、
この学校の推薦受けたいなと思った時に、
その学校の条件をクリアしていれば、
高校および中学の担任の先生と相談の上、
校長のハンコをもらい願書を出す方法です。

試験科目が一般入試とは異なるので、
学科(数学、国語、英語など)よりも
小論文と面接の方が得意だから。
など自分の得意な入試内容が提示されているなら
その選択が有利な場合があります。

注意しないといけないのは、合格すれば
必ず入学すること。
専願入試と同じことですね。
学校の内申点がよく、安全策を取りたい方にはお勧めです。

また、現在の入試制度では、一般受験での入学は
とても厳しいのが現実です。
確実に入学を手にしたい方は、担任の先生とご相談の上、
志望校の推薦入試制度を利用するのがよいでしょう。

次に、指定校推薦ですが、
こちらは、学校同士の約束のようなもので、
この学校から、この学校を指定校推薦で受験する場合は、
「評定平均が〇〇以上、成績優秀でなおかつ〇〇に秀でているもの」
など、成績以外での付加条件が加わる場合もあります。

学校によっては、基本的には推薦枠がないような国公立の学校への
推薦枠をもっていたりという学校独自のメリットも。

ただし、合格率がかなり高いのに対して、
指定校推薦枠は校内で1名のみ可 など、
学校内での条件が厳しいことと、受験可能な学科、学部が限られているなど
校内での競争率が高いことも特徴の一つです。
だいたい、受験期になると学校より案内が手渡されることが多いですし、
学校説明会などの個別相談で尋ねてみるのもよいと思います。

スポーツ推薦ですが、
こちらは文字通り、あるスポーツや部活動で活躍している生徒に適用されます。

こちらに関しては、勉強での選抜方法とは別に、活躍するスポーツでの
セレクションが行われることが一般的で、
事前の練習会に参加必須など付加条件が普通の推薦入試よりも多くなります。

また、条件によっては、ケガによりそのスポーツを辞めざるを得なくなった場合、
学校そのものを退学する必要があったりなど、
覚悟を決めて推薦をうけないと後で、どうしようにもなくなることがあります。
入学できる学部が限られている場合も多く、
スポーツには秀でているが、あえてスポーツ推薦ではなく一般入試、
一般推薦での入学を検討する方がメリットがある人もいます。

スポーツでの合格を目指す子供たちにとっては、
試験内容はスポーツで、作文と面接のみであったり、
学科試験も難易度が通常の入試とは異なる場合など
色んなパターンがありますが、たいてい、

練習会に参加、チームや部活動のコーチからの推薦状が必要
もしくは、中学や高校の間にスカウトを受けるなど
通常ではなかなか難しい推薦方法ですので、

ふわっと「スポーツ推薦ってうけれるかなぁ~。」という気持ちでは
難しい推薦方法と言えますので、事前にリサーチする必要がありそうです。

このほかに、自己推薦(AO入試と呼ばれることが一般的)や、
学校独自の推薦制度を設けている学校がありますので、

自分の通う学校の進路担当教諭や、希望の進路の学校での個別相談会などで
ゆっくり相談するのが良いかと思われます。

ぜひ、推薦制度も活用してみてください。