家庭教師?塾?家庭学習?

小学校低学年の学習

学習サポートとして、家庭教師を始めたのは
学生時代にさかのぼります。

家庭教師を始めたのが、2回目の大学に通いだしたときなので、
20歳を過ぎてから開始となり、18歳の学生では手こずりそうな
少し学習に困難(1教科が極端に遅れているなど)な方を
担当させていただいたり、とても成績がよくより伸ばしたい、
私立の小学校に通うので私立小学校出身の先生希望など
少しイレギュラーなご依頼を主に担当させていただいていました。

考えてみれば、中学高校時代より、赤点をとった友人の
学習サポートをして定期テストで赤点から免れる方法を
伝授したりしていたので、家庭教師は非常に性に合ってました。

家庭教師のメリットはなんといっても、
各自の勉強速度、スタイルに合ったサポートを受けることができる
ということに尽きると思います。
また、塾で学習した内容の復習や予習に家庭教師を依頼という
塾と家庭教師の併用のご家庭も多く、
ピンポイントの学習に家庭教師が非常に向いています。

家庭教師のデメリットは、家庭教師本人に教科の得手不得手があることです。

私の場合、家庭教師開始直後は、理数系は得意ですが、
社会科が圧倒的に不得手でした。
ですので、ご依頼の大半が理数系科目の家庭教師でしたが、
やはり試験前などは国語、社会科もというご依頼が増え、
結果的に高校卒業後のほうが、社会科の問題を解答した総量が
多くなりました。

近年の学習環境の多様化により、学校だけでなく、塾、家庭教師、
自宅学習などを選択するということが可能になっています。

選択の自由があり、また、学習スタイルの多様化も素晴らしいと
思うのですが、最近いただくご相談の中の学習面の不安の原因として
一番多いと感じるのは、

圧倒的な学習量の不足です。

また、テストの配点というものも把握できていないように
思いました。

例えば、最低、この問題と、この問題をクリアしておけば
赤点にならない。ということや、このラインがおおよそ
合格ラインだということの理解です。

塾へ行くメリットは、
問題を解く量の確保と、配点や合格ラインを教えてもらえる
という、目指す学校がある場合の二つの大切な点を教えて
もらえることです。

デメリットは皆さまのご存じの通り、学校と同じスタイルなので、
個別対応が難しいという点と、
塾へ行っているというだけで、理解したつもりになっていて、
また、勉強しているつもりになっていて、
実際は全く身についていない場合がある
ということです。

受験間際になって
「全く理解していなかった!」という箇所が出てきて
慌てての家庭教師のご依頼も多いですので、
定期的に保護者様とお子様で本当に授業内容を理解できているか
チェックしておくことをお勧めします。

定期的なご家庭でのチェックの仕方や、
特に目指す学校はなく、ゆっくり学習をという方へ、
次回続きを書いていきたいと思います。