今日も仕上げた宿題を持たずに学校へ行った息子・・・
毎度のことですが、少なくとも昨日から
「宿題入れて。」
を5回以上は言っています。と伝えたい。
私とて、全部の管理まで行き届かないので勘弁してほしいです。
さて、先日、提出を完全に忘れていた宿題を突貫で仕上げた息子。
「すごいやろ!仕上げたんやで!」
と自信満々な顔でしたが、誉めません。
「あのね、期日までに普通にちゃんと提出している人が偉いのであって、
君は何一つ偉くないです。むしろアウトです。」
と、伝えておきました。
親や先生の言う事を何も疑問を持たずに守っている子供たちが
ロボットに見える。
と発言した子供がいるのが最近話題になっていますね。
そのロボット、わりと古いモデルのロボットだね。
と思わなくもないですが、
宿題程度の小さい約束(あえて、そう言わせていただきますが)すら
あなたは守れなくて、大人になっていくのは大丈夫ですか?
と問いたい。
宿題は、先生との約束を守る練習です。
理不尽であれ、なんであれ約束を守る。
出来なさそうなら、交渉する。
正しく自分の意見を述べる練習もここからしていってもらうきっかけに
なると思います。
「この問題は僕には難しすぎて、解けませんでした。」
と素直に伝えるのもいいと思います。
また、量が多すぎる場合は、ご両親とも相談し、
本当に量が多いのか?やり方に問題があり時間がかかるのか?
難易度の問題も含んでいるのか?
それとも全く違うところに原因があり、宿題を提出することに困難をきたしているのか?
そういうことを多角的に見るきっかけに使えそうです。
文字を読むことに困難がある。
文字を書く事に困難がある。
そこに問題がある場合は、違うアプローチやトレーニングをすることで
劇的にすべてが改善されることがあります。
この記事に添付されている写真ですが、カタカナがなかなか覚えられず
文字の習得に困難をきたしていた男児ですが、
学校の先生とも何度も相談、検討を重ねた上、
「本人の興味のあるもので練習し、
キャラクターだからダメとかいうことは言わないので、その練習ノートを
自習用として提出してもらったらOKということにします。」
と、本人、両親、教員、サポート(私のような家庭教師や、塾の先生など)がともにチームを組み、考えることで子供さんの様々な学習の困難な個所の対応していけます。
カタカナ書けないし、覚えられないから宿題しないし、やらないし、できない。ではなく、日本で生活するうえではカタカナはどうしても必要なので、
本人が無理なくできるように、仮面ライダーが好きという子供さんの言葉から、仮面ライダーの登場人物の名前をカタカナで書く練習でカタカナ習得を試みました。
現在、時折忘れる文字はあるものの、仮面ライダーの登場人物を書いている最中にほぼ覚えることができました。
教員は相談できない人物ではなく、
教員に恫喝されたり怒られて恐怖を感じたと、
子どもが言い出す前に教員や親に相談できるような環境を作り、
子どもさんの成長を見守っていきたいですね。
真面目な子が、個性がない、面白みがない、ロボットみたいだ。と
言われない世の中になってほしいなと願っています。